— 2021.11.30 —
よくお伺いする質問です。
先ず、現在は豊田市に合併した為、小原村はなくなりましたが、昭和22年(1947年)に上記の写真の中に写っております。
藤井達吉先生がコンセプターとなり、安藤繁和先生、春日井正義先生、小川喜数先生、加納俊治先生、山内一生先生の5名がチャターメンバーとして小原和紙工芸を立ち上げたことが始まりです。
その小原和紙工芸というのは、“和紙工芸(和紙に関る素材、技、知恵を生かすこと)を利用して、芸術発信する”というアートワークです。
藤井先生は、“自然に学べ”“手仕事の良さは必ず見直される”など5人の若者達を叱咤激励しながら、芸術家としての基礎を教えてくださったのです。
5人の若者達がアートワークの新たなジャンルとして懸命に切り開いた小原和紙工芸は、豊田市との合併に伴い、豊田小原和紙工芸となりました。